公益社団法人 日本精神神経科診療所協会 平成30年度定時総会 第24回(通算45回)学術研究会 淡路大会

ご挨拶

公益社団法人日本精神神経科診療所協会
平成30年度定時総会・第24回(通算45回)学術研究会

大会長千郷 雅史

(兵庫県精神神経科診療所協会 会長・あしたクリニック 院長)

謹啓 各位におかれましては時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。日頃より格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。

さて、このたび公益社団法人日本精神神経科診療所協会(日精診) 平成30年度定時総会 第24回(通算45回)学術研究会を平成30年6月23日(土)・24日(日)に兵庫県立淡路夢舞台国際会議場にて開催させていただく運びとなりました。

日精診の歴史は、昭和49年12月、東京、大阪、神奈川、兵庫の開業精神神経科医が集って日本精神神経科診療所医会を結成したところから始まりました。当時は150名の会員でスタートしましたが、平成24年4月1日には内閣府認可の公益社団法人となり、現在の会員数は1,700名をこえるところに増大しました。

この間、精神科医療をめぐる情勢は大変貌をしました。平成23年には精神疾患の患者数が320万人に達し、平成25年4月から精神疾患が、がん、脳卒中、糖尿病、急性心筋梗塞とともに国民にとって最重要疾患となりました。また疾病の多様化から、通院患者数の急増が顕著であり、わが国における精神科医療機関のなかで精神科診療所のはたす役割は年々大きくなってきました。しかし一方、向精神薬の種類の増加のため、薬剤の多剤投与の問題も取り上げられ、その適正な使用についても取り組んでいかなければいけない課題となっています。日精診は、すでに臨床研究、学会活動、関係諸団体との協力、広報活動、地域の医療計画への参画、行政機関との協力、他科医療機関との協力治療、リワークケア、重度認知症デイケア、訪問看護ステーションの運営の問題などに取り組んでいます。

平成28年度大阪定時総会のときに打診を受け、平成29年度の東京の次は関西とのことで、兵庫で開催することにしましたが、兵庫のみでは人材不足の感が免れず、今回は兵庫県精神神経科診療所協会と四国精神神経科診療所協会との合同開催とすることにいたしました。その後、本学術研究会と同年の平成30年6月21日(木)~23日(土)まで、神戸ポートアイランドで第114回日本精神神経学会学術総会が開催されることが判明いたしました。その情報を得て、日本精神神経学会にも了解をいただき、兵庫で23日(土)・24日(日)で日精診総会・学術研究会を開催すれば、遠方より学会にお越しの先生方も、23日のみ宿泊を延長していただければ本学術研究会にもご参加いただけるのではとの期待を込めて、この開催日程といたしました。

場所は学会の占有では神戸市内の会場が使えず、兵庫と四国との共同開催であるため、淡路島の北端、淡路市の兵庫県立夢舞台国際会議場に設定いたしました。県立の国際会議場で設備は整っております。会議場の横にはウエスティンホテル淡路があり、それを取り囲むように国立淡路海峡公園や奇跡の星の植物館、兵庫県立淡路島公園があり、平成12年に花博が行われた会場で風光明媚なところです。交通アクセスは車やバスで神戸市内からおおよそ45分、鳴門市からも60分程度で到着し、地下には600台駐車できる巨大な駐車場が完備されております。

古事記の神話では、淡路島は国うみによってつくられた日本最古の島であり、そこで女神のイザナミが、男神のイザナギに声をかけてまぐわったため、ヒルコという日本最初の障害者をうみだしたところでもあります。淡路という日本の地中海気候のおだやかな島で開催するため、「瀬戸内の風に吹かれて」をテーマにして、関西の精神神経科の知の結集をはかり、これまで私たちが成してきたこと、これから成していかなければいけないことを検討していく総会・学術研究会を開催していく予定です。

淡路で皆様にお会いできますことを楽しみにしております。

謹白

平成29年9月吉日